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肌荒れしない白髪染め比較実験

肌荒れしない白髪染めはどっち? ヘナvsヘアカラートリートメント

投稿日:2017年2月3日 更新日:

ヘナ ヘアカラートリートメント ルプルプ 違い 比較

普通の白髪染めを使ってお肌が荒れてしまっては、普通じゃない白髪染めの使用を開始しないといけませんね。普通じゃないってことは、とんだ茨の道?とお思いの方もいるかもしれませんが、そこまで特別なことをしなくても白髪染めは続けられます。

今回は、【ヘナ】と【ヘアカラートリートメント】を比較してみます。どちらが、肌荒れというデリケートな関門を突破し、白髪を染め上げることができるのでしょうか。

ヘナとヘアカラートリートメントの違い

染め方が全く異なる両者を、肌荒れの観点から比較してみましょう。

 

ヘナ

ヘアカラートリートメント

染料

  • ヘナ
  • インディゴ
  • HC染料
  • 塩基性染料
  • 天然染料

色もち

3週間

1週間~2週間

使い方

染め粉をお湯で溶き、髪に塗布する。温めながら1時間程度置き、洗い流す。

乾いた髪に塗布して、15分程度置き、洗い流す。シャンプー後のトリートメントとしても使用可能。

染め上がり

×

お肌への優しさ/かぶれにくさ

染料と色もち

使われている染料で、色もちに差が出てきます。種類ごとに検証してみましょう。

ヘナ:ヘナやインディゴ

ヘナは、ヘナという植物性染料を主軸とした染め方です。髪の毛のたんぱく質に、染料の色素が絡みつくことで、髪色を変えます。ヘナには脱色させる作用はなく、白髪や、白髪に近い明るい色にだけ発色します。

ヘナ単体だと優しい染料なのですが、ヘナ100%では<赤~オレンジ>の、ドギツイ色に染まってしまいます。そこで、インディゴの葉など、他の植物性染料の手を借りて自然な色に近づけるのが通例となっております。

手を貸してくれたのはありがたくも、インディゴには、ジアミン系染料と同じくアレルギー反応を起こしやすい特徴があるため、植物性だからと喜んでいられないのです。はたまた、「ヘナだから優しく染まる」と言いながらも、ジアミン系の染料が入っていることもあります。

「ジアミン系でかぶれて、ヘナでもかぶれた」という体験談をよく聞きますが、ヘナの周辺物質にかぶれた可能性が大いにあるのです。ヘナだけの色もちで言えば、3週間ほどです。

ヘアカラートリートメント:HC染料など

ヘアカラートリートメントに使われる染料は、どれもお肌に優しいとされています。特に「HC染料」は、小さな小さな色素で、キューティクルをこじ開けることなく、すき間をぬって内側に浸透し、髪色を変えます。髪の毛にとって、負担のない染料なんです。

この細かさから、お肌についてもすぐに洗い流すことができます。お肌に負担がないからといって、お肌にシミのようなものが残ってくれては困りますもんね。細かい色素があっという間に髪色を変えてくれるのがヘアカラートリートメントの特徴なのですが、その魔法、あっという間に解けてしまうのも特徴です。

使い始めは、3~4日連続でトリートメントして、その後の色もちは、1週間~2週間ということです。

使い方

それぞれの染料を髪に入れるためには、使い方もガラリと変わります。

ヘナ

ヘナは、“粉”として売られていることが多く、使用者の裁量で、お湯に溶かして固さを調整します。

ヘナ 使い方

オーエスアイコンサルタント 天然ヘナ【インディゴネイビー】使用

公式サイト:http://henna-osi.com/71656/%E5%95%86%E5%93%81%E6%A1%88%E5%86%85/

ヘナの粉をお湯に溶かすために、ボウルとスプーンの準備が必要です。

ヘナ ラップ 温める 1時間

しっかりヘナの液を密着させてラップに包み、固まらないようにドライヤーで温めながら1時間置きます。各々が持つテクニックに頼ることになってしまいますが、粉を溶く時に、あまり柔らかすぎると液ダレが心配ですし、固すぎるとヘナがカチカチに乾いてしまうのが心配です。

ヘナでお肌に模様を書き、色もち2~3週間のタトゥーを楽しめる“ヘナタトゥー”と言うものもあります。ヘナの染め粉の扱い方が、白髪染めとは全く違います(タトゥー用のヘナは、水で溶いてから数時間寝かせる)ので、クッキリとシミが残ることはありませんが、可能性は無きにしも非ず。色残りを考えると、なるべくお肌に近づけたくない代物ですよね。

ヘアカラートリートメント

ヘナとは違って、チューブ入りで適切な固さに調整されています。それぞれ固さに違いはありましたが、生え際のおでこ部分に侵入してきても、そこから全く液ダレしないものばかりでした。

ヘアカラートリートメント ルプルプ かぶれない

用意する道具もありませんので、そのまま髪につけます。手袋も、気にならない方は必要ありませんよ。私も普段は素手でやっています。

ヘアカラートリートメント ルプルプ 洗い流す

あとは、指定時間置いて洗い流せば完了です。乾かしながらも、指通りは滑らかで、ツヤのある髪に仕上がりました。

染め上がり

ヘナ ヘアカラートリートメント 染め上がり 比較 違い 緑

塗れた状態での写真ですが、ヘナの<みどり>具合に驚かれたのではないでしょうか。黒髪には干渉しないで、白髪にだけ、しっかり仕事してくれています。ただ、それがみどりなのが残念です。

ヘナ 染め上がりイメージとの違い インディゴネイビー 緑

パッケージの仕上がりイメージと、全く違ったので、「だまされた!」と言う方がいても不思議じゃありません。

ヘナの出来栄えは個人の責任

メーカーの注意事項として、このような文章がございました。

天然の植物を使用している為、髪質・元の髪色・傷み具合・室温や湿度で仕上がりに個人差があります。

これって、全て使う側の責任であることの羅列ですよね。

染めてみて、あら、髪質合わなかったんですね、と言った慰めで済まされたくありませんが、「ヘナは植物性で優しい代わりに仕方がない」ということです。

ヘアカラートリートメントは調和のとれた仕上がり

打って変わってヘアカラートリートメントは、1回で白髪に色が入ってくれました。ヘアカラートリートメントは、白髪にも、もとの黒髪にも色の変化がありますので、全体的に均整のとれた髪色になるんですね。

肌荒れしないためにはどちらを使うのが良いの?

仕上がりの評価はともかく、肌荒れを回避するには、どちらの白髪染めを採用するのが正解なのでしょうか。私が導き出す正解は、【ヘアカラートリートメント】です。

名ばかりヘナにご用心

ヘナは優しい染料ですが、ヘナと一緒に入れられる染料には危険がいっぱいです。ジアミン系染料が入った、【名ばかりヘナ】も存在するほど、粗悪品がごった返しています。成分表を見れば一目瞭然ですが、ビギナー的に良い成分なのか悪い成分なのか、見分けがつきませんよね。

成分配合的にはほんの微量でも、“天然”とか“植物性で優しい”とかの謳い文句が書けます。ヘナの看板を掲げた、お肌に刺激の強い成分を塗るのは危険ですし、特に染め粉を自分で適度な固さにするタイプのヘナは、ちょうどいい固さを作るのが難しいんです。

液ダレしにくく乾燥しにくいって、どっちつかずですもんね。「作ったは良いが、塗ってみたらダメダメだった」なんてことも起こってきます。

ヘアカラートリートメントなら優しい

そんな中、ヘアカラートリートメントは優しい染料ですし、液ダレしにくい固さでの販売が常識となっておりますので、こちらを正解といたしました。他にもヘアカラートリートメントには、肌荒れの元凶になる“乾燥”を防ぐ成分が入れられているものもあり、シャンプー後のトリートメントとして併用される際は、抗乾燥成分が存分に生かされることでしょう。

テンスター【ヘナ カラートリートメント】ってどうなの?

テンスター ヘナ カラートリートメント 使い方 成分

こちらの【テンスターカラートリートメント ヘナ】に対して、肌荒れビギナーからは

ヘナなの?ヘアカラートリートメントなの?どっちなの?

と言った声が聞こえてきます。その答えは、成分が教えてくれました。

効果

成分

染料

  • HC染料
  • 塩基性染料

かぶれ対策成分

  • 海藻エキス(ペルベチアカナリクラタ)

美髪

  • ヘンナ(ヘナ)葉エキス
  • 加水分解ケラチン(羊)

染料は、ヘアカラートリートメント定番の、優しい2つが使われていています。ヘナはエキスだけですので、染めるために入っているのではなく、トリートメント効果を期待して入れられていたんですね。

こちらの商品の放置時間は5分ほど。こんな短時間で、ヘナが髪のたんぱく質に絡みついてくれるわけありません。ちょっと紛らわしくはありますが、ヘナの優しい部分を生かしてくれるヘアカラートリートメントであることが分かりました。

「一度ヘナでかぶれた」というご経験をお持ちの方も、ヘナ周辺にはびこる刺激的な成分(インディゴ・ジアミン系染料 など)は入っていませんので、トライしてみても大丈夫ですよ。

まとめ

ヘナと名前がつくものでも、危険な植物性染料が混ざっていたり、肌荒れの原因ジアミン系が入っていたり、なんとも危ない橋であることが分かりました。染め上がりを抜きにしても、お肌に優しい白髪染めにはなれないんですね。

その点ヘアカラートリートメントは、染め上がりの個人差をグッと縮めることができる染め方なので、パッケージ通りの染め上がりになるでしょう。お肌への優しさもお墨付きです。ただ、“ヘアカラートリートメント”と名のつくものも、稀に刺激的な染料で作られていることがあります。

騙し騙しのメーカーではなく、お肌に気を使ってくれるメーカーのヘアカラートリートメントを使ってくださいね。

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